OUTDOOR FURNITURE
Fandaline

Fukui, JAPAN
2021

「まちってもっと楽しいはずだ」屋外家具のデザインプロデュース

 

屋外家具ブランド「Fandaline(ファンダライン)」
クライアント:フクビ化学工業株式会社

 
http://fandaline.jp/

 「Fandaline(ファンダライン)」は、化学に立脚した樹脂成形技術を活かし建築資材や産業資材の開発・製造・販売を行うフクビ化学工業株式会社と、「1階づくりはまちづくり」をモットーにさまざまな施設や広場などを専門的にデザインする株式会社グランドレベルとの協業により生まれた、屋外家具のコラボレーションブランドです。
 
 きっかけは、フクビ化学工業社内で立ち上がった新規開発事業部のプロジェクトとして、人工木材のルーバーおよびデッキ材を活用した屋外家具をつくりたいという依頼でした。国内外の屋外家具業界のリサーチからはじまり、ブランドコンセプトから各家具のデザイン、さらにロゴやホームページ、冊子等の広報物、また市民啓蒙や販促を目的とした企画等に至るトータルのデザインを監修し、2021年秋から販売がはじまりました。今後、さらに家具の新しい展開を広げていく予定です。

ENJOY STREET & PLACE!

広場で、軒先で、まちの中で、屋外でもっと過ごすことができたら。ここに居たい、ここで楽しみたいと感じられるすべての場所にファンダラインを。「ひと」と「まち」との関係が親しくなる、新しい屋外家具の世界がここにはじまります。

ベンチは背を合わせると、肘掛け部分に小さなテーブルが出現。

ベンチの背有りと背無しを組み合わせるとカウチタイプに。人々の過ごし方が一気に多様になる。

東京ビエンナーレ2020/2021では、「Bench Project」でFandalineを活用、丸ノ内、大手町エリアにロングベンチの光景を生み出した。

田町ビルは社会実験を経て、恒常的な設置となった。

福井駅前にて行われた社会実験での活用風景。

ベンチに関連するさまざまなイベントの企画・アートディレクションも随時行っている。

クレジットプロジェクト名:Fandaline
クライアント:フクビ化学工業
デザイン監修:株式会社グランドレベル
写真:ただ(ゆかい)