About
グランドレベルについて
グランドレベルは、都市の日常を観察し、まちの1階や建物の1階から、新しい場所の可能性を発見するクリエイティブ・スタジオです。空間をつくるだけでなく、運営を考え、言葉を整え、人のふるまいを見つめながら、その場所にしかない未来の日常を具体化していきます。
私たちは、依頼を受けて空間を設計し、運営を立ち上げる、デザイン・プロデュースの仕事を大切にしています。同時に、与えられた条件に応えるだけではなく、まちを歩き、対象を観察し、対話を繰り返しながら、まだ名前のついていない課題や可能性を見つけ出し、その場所にしかないビジョンをデザインプロジェクトとして提案していくことも、大切な役割だと考えています。
まちの環境も、ひとびとの過ごし方も、場所づくりという営みの意味や役割も、大きく変わっていきます。だからこそ私たちは、空間デザイン、運営設計、ブランディング、編集、ワークショップ、社会実験、公共空間の活用など、さまざまな手段や分野を行き来しながら考えます。
私たちは、田中元子(フィロソフィーアーキテクト)と大西正紀(クリエイティブディレクター)を中心に、プロジェクトに最適なチームを、外部の建築家やデザイナー、不動産、飲食事業者、行政、地域の担い手と共につくっていきます。それぞれの専門性を重ね合わせながら、構想だけで終わらせず、空間だけで終わらせず、その場所の日常が育っていくところまでを視野に入れて具体化していきます。
このサイトを見て、グランドレベルに可能性をお感じいただけたなら、ぜひ一度、ご相談ください。どんな街、どんな場所、どんなプロジェクトとも、まずは繋がってみたいと思います。
私たちは、その場所にとって何が「よきかな」なのかを、クライアントや地域の人たちと共に見つけていくことから仕事を始めていきます。
田中 元子
都市の日常に、新しい公共の入口を見つける。
「1階づくりはまちづくり」という視点を提唱し、建築とまち、人と公共の関係を問い直す活動を続けている。
個人がまちに関わるための思想として「マイパブリック」を提示し、2016年には、まちに開かれた1階の実践として「喫茶ランドリー」を開始。カフェやランドリーなど、地域の居場所が重なり合うこの場所を通して、公共と私的領域のあいだにある新しい日常の可能性を示した。
以降、全国各地の公共空間、民間施設、団地、道路、公園、福祉施設、地域拠点などに関わりながら、人がまちに出て、座り、話し、過ごし、関係を結び直していくための場所づくりを展開している。
近年は、都市再開発や行政によるグランドビジョンづくり、公共空間のあり方を検討する各種委員会等にも従事。大規模な都市構想や制度設計の場においても、建物の足元や人のふるまいからまちを捉えるグランドレベルの視点を提示している。
講演や執筆を通じても、制度や建築だけでは捉えきれない都市の日常に光を当て、これからの暮らしと公共のあり方を社会に発信している。
建築コミュニケーター/ライターとして建築関係のメディアづくりに従事後、2016年、「1階づくりはまちづくり」をモットーとする株式会社グランドレベルを設立。主なプロジェクトに「まちのフードコート オラ・ネウボーノ」(2025)、「旧金谷小学校 ORAGA hub.」(2024)、「国営海の中道海浜公園 MOGMOG PLAY CAFE」(2022)、「ジャパン/トーキョーベンチプロジェクト」(2017-)、「喫茶ランドリー」(2016)ほか。主な受賞に「2018年度グッドデザイン特別賞 グッドフォーカス賞〈地域社会デザイン〉」ほか。主な著書に『マイパブリックとグランドレベル』『1階革命』(ともに晶文社)ほか。
大西 正紀
言葉にならない価値も、空間と運営へ翻訳する。
建築、編集、運営の視点を横断しながら、コンセプトを空間とプロジェクトへ翻訳するクリエイティブディレクター。
田中元子が提起する思想や問いを、具体的な空間の構成、設え、運営の仕組み、言葉、資料、発信、チームづくりへと展開し、プロジェクトを実装へ導く役割を担う。
小さな社会実験から、飲食店、公共空間、商業施設、福祉施設、エリア開発まで、領域をまたいで活動。人のふるまいを観察し、その場所に必要な関係性を読み解きながら、空間と運営が分かれずに育っていく状態を設計デザインしている。
建築を学んだ視点と、編集者として培った構成力をもとに、まだ言葉になっていない価値を整理し、関係者が共有できるビジョンへと組み立てる。構想を描くだけでなく、現場の条件や人の動きを受け止めながら、場所の未来を具体化していく。
1977年、大阪府生まれ。2003年、日本大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。修士設計「駿建賞」受賞。大学院修了後、渡英し、2003-2004年、設計事務所 Ushida Findlay Architects(UK)勤務。2004年、田中元子とともに mosaki を共同設立。編集者、クリエイティブディレクターとして、建築系のメディアづくりに従事。2004-2007年、日本大学理工学部建築学科助手。2016年より株式会社グランドレベルの創業に参画。以後、1階空間、公共空間、商業施設、福祉施設、地域拠点、社会実験など、グランドレベルのプロジェクト全般にクリエイティブディレクターとして関わる。
Project Constellation
場所ごとに、誠実な最強のチームを。
グランドレベルは、田中元子の思想と問い、大西正紀の編集と実装を起点に、建築家、デザイナー、不動産、ランドスケープ、アーティスト、飲食事業者、編集者、PR、地域の担い手など、プロジェクトごとに必要な人と知恵を組み合わせます。固定されたチームではなく、その場所ごとにかたちを変えるチーム。構想から設計、運営、発信までを横断しながら、まだ前例のない風景を実装していきます。
Collaborators
| 石井大吾デザイン室一級建築士事務所(建築設計) |
|---|
| 株式会社ブルースタジオ(建築設計) |
| 長岡勉 / POINT (家具デザイン・建築設計) |
| 株式会社創造系不動産(不動産) |
| ほか |
※ 依頼の段階で、設計者が決定している場合でも、協働させていただくことが可能です。
Fields of Practice
私たちが向き合う領域
グランドレベルは、建物や施設の種類ではなく、そこにどんな日常を立ち上げたいのかから考えます。住宅、商業施設、公共空間、エリア開発、ブランディング、運営設計。規模や形式を問わず、その場所の「よきかな」を見つけ、ビジョンを描き、空間と運営へ実装していきます。
1. Vision & Place
場所のビジョンを描く
| エリアビジョン |
|---|
| 施設コンセプト |
| 1階・低層部の構想 |
| 公開空地・道路・公園の活用 |
| 再開発 |
| 暫定活用 |
| 地域資源の読み解き |
| まちの将来像づくり |
| ネーミング・ステートメント |
2. Space & Ground Level
ふるまいが生まれる空間をつくる
| 公共施設・文化施設 |
|---|
| カフェ・店舗・商業施設 |
| 広場・公園・水辺・歩行空間 |
| 住宅地・集合住宅・団地・シェアハウス |
| 家具・ベンチ・屋台・小屋 |
| 空き家・空き地の再生 |
| 空間デザイン・設計監修 |
3. Operation & Communication
使われ、育っていく仕組みをつくる
| 運営設計 |
|---|
| 場のルールづくり |
| 担い手づくり |
| 社会実験 |
| ワークショップ |
| マーケット・イベント |
| エリアマネジメント |
| 編集・執筆 |
| WEB・グラフィック・SNS発信設計 |
何を目指しているかは、空間に現れる。
建物の1階、店先、広場、水辺、ベンチ、道の余白。そこにどんなふるまいを生み出したいのか。
誰が立ち止まり、座り、話し、つくり、遊び、関わりはじめるのか。目指すものが曖昧なままでは、空間はただ整うだけで終わってしまいます。
けれど、その場所の「よきかな」が見えてくると、設計も、運営も、日々の出来事も、少しずつ同じ方向を向きはじめる。
グランドレベルは、場所が目指す未来を見つけ、ビジョンとして描き、空間と運営を通して、使われ、愛され、育っていく風景へと立ち上げていきます。
Company
社名:株式会社グランドレベル(GROUND LEVEL INC.)
設立:2016年9月1日
代表:田中 元子
社員数:17名(アルバイト含む/2026年3月現在)
事業内容
・都市・建築に関する企画、ビジョン策定
・建築・空間の設計、デザイン監修
・事業プロデュース、コンサルティング
・運営設計、場づくり支援
・社会実験、イベントの企画・運営
・編集、執筆、コミュニケーション設計
・飲食店および地域拠点の企画(一部運営)
運営施設
・喫茶ランドリー(森下・両国)
・喫茶ランドリー(宮崎台)
・喫茶ランドリー(座間ホシノタニ団地)
・オラ・ネウボーノ
・たてよんひろば
Office
〒130-0025
東京都墨田区千歳2-6-9 イマケンビル1階 喫茶ランドリー内
Access
・都営大江戸線/新宿線「森下駅」A2出口 徒歩5分(約450m)
・JR総武線「両国駅」東口 徒歩9分(約800m)
・JR「東京駅」日本橋口よりタクシーで約10分(約3.2km)
Clients / Partners
これまでに、公共団体、鉄道会社、不動産会社、商業施設、自治体、地域団体など、さまざまな企業・団体とプロジェクトをご一緒してきました。
公益財団法人とから財団/独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)/和光市役所/東急株式会社/東急不動産株式会社/小田急不動産株式会社/野村不動産株式会社/株式会社コスモスイニシア/株式会社安井建築設計事務所/株式会社電通/株式会社博報堂/株式会社ロフトワーク/株式会社ティップネス/イオンモール株式会社/マックスバリュ関東株式会社/株式会社イトーキ/アミタ株式会社 ほか
Awards
| 2018年 グッドデザイン賞 グッドフォーカス賞[地域社会デザイン] |
|---|
| 2018年 グッドデザイン賞 ベスト100 |
| 2018年 リノベーション・オブ・ザ・イヤー 無差別級部門 最優秀賞 |
| 2025年 グッドデザイン賞 |